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令和6年、西暦2024年、紀元2684年を振り返り

今年ももうすぐ暮れます。良い事、悪い事が多々ありました。
災害が多く、地震、豪富で甚大な被害があり、今も困難な生活を強いられている方々がおられます。明るい話題は大谷氏に代表されるスポーツの世界での日本人の大活躍でしょうか。目を政治や社会に転じますと、悪い事というより、残念なこと、首を傾げる事が多かったと感じます。一番に感じ思うのは、マスコミ・報道という事についてであります。我が国は冠たる自由主義国家で、報道は公平で正確であると思われますが、実態は「井の中の蛙」でないでしょか?、トランプとハリスの米国大統領選をハリス大旋風と報じてる論陣や報道を多くが貫きましたが、結果は、トランプの勝利でした。全く読み違えが酷すぎると言わざるを得ません。一方、11月17日の兵庫県知事選についても同様でした。斎藤前知事に対してのどうやら偏向した報道がバレて逆転されたのでしたが、それを、ああだ、こうだと論じ、テレビ、ラジオ、新聞の偏向報道を正当化するのが透けて見えました。この偏向報道は、かのコロナ騒動でも凄まじいものでした、国営放送NHKは朝番で、水中眼鏡の効能まで報道してましたし、新型ワクチン接種も医師会と相まって大号令をしました。今コロナ禍が去って、思い返しますと、あの米国製の新型ワクチンに何兆円もの税金を投入し、コロナ感染を抑え込むという触れ込みでした。しかし、世界の人口最大国のインドも中国も、大半の国はこの新型コロナワクチンは殆ど接種しなかったのに、コロナは収束しています。当時のマスコミはネットまでも、ワクチンに否定的報道は「統制対象」となっていたのも事実です。一方では新型ワクチン接種が疑わしい深刻な副作用症例も多発している上、命を落としたケースも、他のワクチンに比べ、格段に高い発生率だったと世界中で報道されていますが、何故か、日本の厚生労働省は一切これを否定しています。そしてコロナ禍の「経済的後遺症は我が国は極めて深刻」です。こうした経緯を丹念に見ていきますと、如何に報道を中心とする情報は、大丈夫なのか?という、疑問が強くなってきます。

テレビ、新聞、ラジオなど旧来の報道だけでなく、パソコンス、スマートホンそして、これからは生成AIまで登場し、情報が次元の違うレベルで、更に多様化、氾濫する世の中ですが、その一方で、何が真実なのか、これを知ることが、益々困難化していく時代に入っていると痛感します。

これは、私達の携わる税金の世界でも、益々、厄介になってくると考えられます。本来、シンプルであるはずの税法規定が、細分化、複雑化の一途を辿りりそこに生成AIが開発され稼働して行く時代に入ってきており、書籍を読まなくても、瞬時に、知識を得られる訳ですが、その知識というものが、何を根拠にそう帰結するのか、ここが見えにくく、なってくる訳です。情報が氾濫しているのは、結局、無いのと同じという事になるのではと、心配してしまう訳です。税務調査も、もう直ぐそこに「AI税務調査がやってくる」時代です。難儀な世の中になって、もう元には戻せない。これを危惧するのみではないでしょうか。

また、冤罪事件として有名な「袴田事件」が今年、再審の結果、無罪確定しましたが、一体、こんな酷い、捏造司法について、一体報道はどうであったのだろうという事にも言及しないとなりません。これも報道の在り方だと感じるのです。誤った情報、統制された情報だけでは我々は間違った判断しか持ちえないということに尽きると思います。無罪確定の時ですら、検察トップの検事総長は「捜査機関の証拠捏造の判断」には「耐え難い憤りを感じる」と貴社会見しています、この人、本当に「袴田事件が冤罪」と言われる所以を熟知しているのでしょうか?。