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6年11月15日、朝刊を見て
6年11月15日、朝刊を見て。産経新聞今日の朝刊の一面に「めぐみへの手紙」横田満、咲紀枝さんの特集記事が掲載されていました。めぐみちゃん、こんにちわ。目まぐるしく日々は流れ、今年令和6年もあっという間に過ぎ去りそうです。今年も、あなたが北朝鮮に拉致された11月15日を迎えてしまいました。13歳で無残に連れ去られたあなたを救えないまま47年。何ものにも替えがたい人生を無慈悲に壊された怒り、悲しみ・・。筆舌に尽くしがたい感情が渦巻き、押しつぶされそうになります。10月5日にあなたは60歳を迎えました。こう書き出され、めぐみさんの写真が掲載され、「母の咲紀枝さんの着物を、着せてもらい、自宅玄関前で記念撮影する横田めぐみさん。この10か月後、北朝鮮に拉致された。昭和52年1月、新潟市とあります。
これを読んで、涙が止まらず、そして北朝鮮への怒りと、日本政府の力のなさ、無力感を改めて、強く思い起こしました。横田咲紀枝さんの手紙の終わり辺りに、お父さんが天に召されたとき、トランプ氏からお悔やみが届きました。「めぐみさんを必ずご自宅に連れて帰るという重要な任務を続ける。」と書かれ、手紙は、国民の皆様、日本は国難といわれる厳しい時代を迎えています。厳しい状況でも、北朝鮮で救いを待ち続ける子供たちに思いをはせ、拉致解決に心を描き、声を上げていただきたいのです。国民世論の後押しがなけれぱ、拉致問題は進展しません。政治家、官僚の方々は「国家の恥」をそそぐ気迫で、解決に取り組んでください。めぐみちゃん、お母さんは「弱い心」にさいなまされることもありますが、何とか踏みとどまっています。どうか、体調にだけは気を付けて、再会の日は必ず来るから、それを信じて、お互い頑張ろうね。と締められています。
朝、これを書きながら、テレビのチャンネルを回して観ていますが、殆どは、拉致問題の特集報道はありません。我々日本国民は、この横田咲紀枝さんの「悲痛な訴え」を心に刻み、拉致問題解決の国民運動を展開しなければと、改めて痛感しました。特に、小学校や中学校、そして高校、大学の教育の場でこの拉致問題を取り上げ、日本はこういう「国家の恥」を47年間も解決出来ていないという事実を教える事が、一番重要だと言えます。