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税務官に必要なのは、政治家に必要なのは
私の年代の税務の職場では、先輩達から叩き込まれたのは、重箱の隅をつつく様な「せこい」調査はするな。そんな姑息な指摘しか出来ないのなら、申告是認する勇気を持て。」と言われました、税務調査官に必要なのは「正義感」であって、ああこの人に調査に来て貰って良かったと、思われる様になって、初めて一人前だと言われました。さて、もう一つは、政治家等、偉い方の事です。それは一口で云うのなら「国益」国の守るべき利益を第一に考えることに尽きると考えます。この発信を書き溜めている今日は9/3です。テレビやネットの報道は、中国のS氏とロシアのP氏、そして北のロケットマンが一同に揃って日本軍に戦勝した80年を祝典していました。この席に実の息子が参列を止めたのにH元総理は列席していました。また、国家としてのこの中国、ロシオ、北の国の戦勝祝典とは別に、中国では、映画が封切られ、旧日本軍の狂暴さを描いた映画が上映され、日本が断罪される状況です。果たして、旧日本軍はこんな事を犯したのでしょうか。真実は一つで、そんな事は断じて無かった訳です。しかし、国益というものを大事にしなかった政治家や大学教授、高級官僚達そして左巻きマスコミは、これを主張しなかったのです。そして、80年が経ちました。もう我が国は、中国にも韓国にも遅れを取り、凋落の一途です。何でこんな国に落ちたのか、そして私の仕事で関係の深い税務調査が、こんな「レベル」に落ちたのかです。根っこはある意味同じだと云えます。
今、ウクライナとロシアの戦争が停戦か否かで連日マスコミが騒いでいますが、日本は、100%ロシアが悪いと言って、一早くヨーロッパや米国に同調しました。しかし、トルコやインドはどうだったでしょうか。国益を考え、是々非々で対応しています。もし我が国にも、国益を優先する政治家が居れば、ロシアともパイプを残し上手くとは行かないまでも、それなりの対応をしたと考えます。ウクライナが100%善で、ロシアは悪という図式、こんな単純さでは、寒気がする訳です。結果は、ロシアと北朝鮮が蜜月となり、結局、今日の80周年式典となっています。日本に取っては最悪の情勢です。私は別にロシアを擁護する訳ではないです。悪いのはロシアと考えます。しかし、そのロシアには言い分がある。ウクライナはかつての日本の様に大国・強国のロシアにボコボコという感じです。しかしウクライナのトップも軍も、民間人も、決して諦めず、頑張っていると感じます。恐らく、何らかの形で停戦となるでしょうが、そしたら、日本のマスコミはどう報道するのでしょうか。
