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軌道修正出来ない国(コロナ禍とマスコミそして専門家発言を踏まえて)
既に新型コロナ感染症がパンデミックを起こして、1年以上が経過し日本は第4波が来ていると世間が暗くなっている。しかし昨年夏頃からユーチューブ等で「コロナ洗脳報道の批判」が散見され始め、我々は「素朴に?」を感じ始めた。大手マスコミ、テレビ報道は「コロナが怖い」との垂れ流し、登場する専門家と言う医師資格のある経歴の立派な方々も基本的に賛同するばかり。PCR検査問題点、欧米とアジアとの精緻な比較とその原因解明に関しての取材、そういう「コロナを掘り下げた報道」は皆無の状況です。しかし国民は薄々「何か怪しい。本当にマスコミ報道は正しいのか?。専門家委員会の意見は正しいのか?」疑問が増幅するばかりではなかろうか。何故なら「合理的な数値発表がされない」、毎日「PCR陽性者数が何人発生した」こんな報道ばかり。これでは、かつての大本営発表と全く同様てはないか。訪米の感染者の定義、コロナ死者数、超過死亡者数の比較、日本での(陽性者でなく)「発症者」とは一体何人なのか、発症者の中身の分析(軽症、重症の2区分でなく、せめて5段階程度)等々、こういう知りたい情報が取材も報道もされない。この報道の惨状は、我が国の大手マスコミが戦前と全く進歩出来ていない事を如実に証明していると言えます。左翼的で政権批判を常として「権力監視機能を果たしている」と自負していても、結局は、こういう危機に際しては、大本営発表しか出来ないし、幅広い取材や反対意見をバランス良く報道する姿勢すら見せない。先進国とは名ばかりの「報道後進国」ではないか。ワクチン報道でも「何故国産ワクチン開発が遅れるのか」「コロナ危機の欧米にただ盲目して追随する必要が本当にあるのか」合理的な論調、そして「既に取っている対応」を勇気を持って「軌道修正」できる国に何故にれないのか。情けなくなるばかりてす。先の戦争だって、「侵略戦争を始めたのではなく」「自衛のため戦ったのが真実」であり、「軌道修正して、停戦に持って行けなかった」これこそが最大の先の大戦の失敗であった訳です。それと同様で、今回も昨年の6月位までは「未知のウィルス」であり欧米を中心に「修羅場と化した、惨状」を見て、対応が混乱したとしても、夏が来て、秋がきてと「コロナの正体」が明らかとなってきたのに「軌道修正が出来ない」それどころか「方針が間違っている」ことが濃厚となっても、一度決めたら方針転換が出来ない。そして、結局は、大失敗に終わるという図式が予見される。勤勉て技術立国で戦後復興して一流国、先進国に躍り出たが、近年は、勤勉さも自慢の技術水準も低下が著しく、政治は一流でないが、官僚は一流と言われたのも大昔で、何もかもが「失われた」と言うべきと憂えてなりません。
今、私達は、冷静にこのコロナ報道、コロナ対応をしっかり記憶しておき、半年先、1年先、そしてその先がどう展開していくのか見定めないとなりません。そして誰がどういう間違いを言ったのか。うやむやにしてはならない。こう痛感するこの頃です。