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最近の税務行政の現状等
税務ご当局の最近の状況を一税理士として、眺めた場合に、首を傾げたくなる「話」が沢山あって、憂鬱になります。人の作る組織ですから、やはり寿命と云いますか、賞味期限があると思います。昭和20年8月の敗戦で、焼け野原から、既に今年で81年です。戦後税制の骨格となりましたシャープ勧告が昭和24年でしたか、それからのカウントでは76年です。人間なら、もう老境でしょう。税務署、国税当局が壮年期であった昭和50年に私は税務署に奉職しましたが、あれから既に半世紀です。平元年には、消費税が生声を挙げました。そして失われた30年が始まりました。税務の現場では、機械化電算化が急速に進展して、今や、AIの登場、知能ロボットの時代です。しかし、税務の現場はどうでしょうか、どんどん便利になったのでしょうか。最近の国税当局の悩みは、一体何なのでしょうか。先日、機会を得て、国税局長さんの講演を聞きましたが、税務署員の採用試験の状況を聞き、寒気がしました。結局、税務職員の人気が全く低下して、歯止めがかからないのではと危惧した訳です。我々税理士の試験も受験者数が長期低落傾向にあります。若者に人気の無い会社には、果たして未来が明るいのでしょうか。警察官の応募者も激変していると聞きます。こういう状況では、治安の悪化、納税思想の低下、そういった悪い方向に進むのではと、悲観的になってしまいます。先ず、税務職員や警察官の俸給を引き上げるべきです。それとも、若者達はとっては「お金の多寡でなく、そもそも『しんどい、辛い仕事はしたくない』と云うことでしょうか?
確定申告も消費税申告期限はまだですが、3/15(今年は日曜だったので3/16月)が過ぎました。スマホ申告、電子申告が国策となっているのでしょうが、お年寄りや機械操作が苦手の方々はどうするのでしょうか。私は敢えて「確定申告難民」と呼びますが、税務署に行っても「相談に時間がかかり待たされる」「無料相談会場も少なくなってしまった」「税理士事務所を訪ねても、お金が必要である。」そういう方々にとって、この国の「やり方」は不親切過ぎます。税の職場に「暖かい姿勢」「親切さ」が、欠落している様に感じてなりません。こう思うのは、私だけでしょうか。確定申告書に限らず、受付印はもう押すのを省略するんだとの、国税庁の一方的な取り扱いが「浸透」しています。税理士の氏名を税務署の入った玄関横の「掲示板」に掲げていたのも、その目的を達しているから「撤去」されています。何でも、かんでも「偉い、国税庁様の言う通りで、それが正しいのだ。国民は少し不便でも従うべき」ということなのでしょう。









